正月に帰ったら、実家がゴミ屋敷になってた話。
✔️地方出身でお母さんと遠距離で暮らしている
✔️帰省できるのは盆と正月だけ
✔️最近、ほとんど連絡がつかない
という、そこのアナタの為に私の実体験が役立ちますように!
私のおばあちゃんは長野県在住の90歳。12年前に夫を亡くし、今は独身息子(叔父)と愛猫3匹と暮らしている。
一年前くらいまでは、こんな↓メールがよく送られてきてた。
しかし、昨年末、パタリとメールが来なくなった。
家に電話をかけてもつながらない。
ついには一切の連絡が取れなくなった。
同居している叔父も、もともと返信が遅い人ではあるが一向に返信が来ない。
ということで、
安否確認の為、私一人で早めの正月帰省をすることにした。
すると、いつもの景色が一変していた。
いざ居間へ進むと、いつもの場所におばあちゃんがいた。
長野県の12月の平均気温は2.1℃
暖房も入ってない部屋は尋常じゃない寒さだ。
周りを見てもズボンは見当たらないし、
長い間、オムツ一枚でいたのかもしれない、と悟る。
このたった半年で、どこもかしこも人の手が及ばない、ゴミ屋敷予備軍になってしまっていた。
猫のおしっこの臭いが容赦なく鼻をつく。
何より、
おばあちゃんが歩けなくなっていた。
寒さで足が動かない。
着替えができない。
お風呂に入れない。
トイレまでたどり着けない。
髭も伸びっぱなし。
洗濯機が回せない。
ゴミ捨てができない。
家のこと、おばあちゃんのこと、、色々と悟った結果、
「 こりゃああああ、問題山積みだあああああ、ぴえん\(^○^)/ 」
って感じだった。
どうにかしないといけない。
とりあえず、
まず最初にやったことは、この2つだ。
1. 自治体の地域包括支援センターに電話する 2. ゴミ回収業者に依頼する |
1. 自治体の地域包括支援センターに電話する
まず、介護認定を受けたかった。
電話した結果、その為には、
・介護認定員による要介護度の調査
・主治医の意見書
が必要だということが分かった。
恐らくここ2,3年は医者にかかってないであろうおばあちゃん。(病院に連れてかないと汗)
でも、そんなことより驚いたのは!
地域包括支援センターの電話口の方が、本当に親身に話を聞いてくれたこと!!!
「介護支援専門員&社会福祉士のF澤さん」という方で、それ以降窓口となって全部対応してくれた。(本当に全部泣)
<その後の対応>
お分かりいただけただろうか・・・
一週間もしないうちに、全部の事が進んでいる。
その上、時期が時期。
(ほとんどの介護施設がお休みで、受け入れてくれる事業所はほとんどない)
(仕事の為1/3には東京に戻らなきゃいけなかった)
そんな事情もある中、
地域包括支援センターのF澤さん、本当に手取り足取り対応していただいた。
感謝。感動。。神様。。。。
2. ゴミ回収業者に依頼する
おばあちゃんの外泊中、猫屋敷と化したこの家を取り戻す為、業者の力を借りました!
【 BEFORE 】
【 AFTER 】
【 途中経過 】
〜お勝手〜
【 BEFORE 】
【 AFTER 】
ゴミというゴミは、何でも持っていってくれた。
石油ストーブ、扇風機、鍋、などなど。
そんなこんなで、何とか、
必要最低限の生活環境を取り戻すことができました!
(ちなみに、ゴミ袋約20袋+その他で、¥55,000 かかりました。)
以上!まとめると、
もし、次の帰省でこのような状況にぶち当たったら、ぶち当たりそうだったら、
まずはこの2つをオススメします!
1. 自治体の地域包括支援センターに電話する 2. ゴミ回収業者に依頼する |
(他にもやっておいた方がいいこと)
★介護認定について★
・帰省する前に介護認定調査のアポを取っておく
・保険証や診察券がどこにあるか確認しておく
・来客用のスリッパを用意しておく
★掃除について★
・業者に頼む場合は事前に見積もりしてもらうこと
・作業中、セーターは着ない(ほこりめっちゃつく!)
・ゴム手袋必須!
・ゴミ袋を大量に持っていく
・こたつに食べかすが付いてもいいように、ビニールのこたつカバーを設置する!
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やっぱり、本当に「環境」って大事。
おばあちゃん世代になると、特に。
もし自分がおばあちゃんになったら?
どういう人に囲まれて、どんな場所で暮らしたい??
こんな風にも思っています。
読んでいただき、ありがとうございます。